Q1. 現在の仕事の内容を教えてください。
土木技術部には、主に2つの業務があります。まず、現場から上がってきた技術的な相談に対して、手法を検討して提案する「技術検討」。最近手掛けた案件では、排水路に仮設の壁を造って水を一時的にせき止めたいという相談があり、壁の厚さだけでなく柱や小さな部材なども計算して提案しました。もう1つは、工事の発注者様からいただいた設計書の内容をチェックする「設計照査」があります。私は、技術検討を多く担当しています。また、比較的小規模の工事では、当部が直接設計を手掛けることもあります。
Q2. 仕事の魅力ややりがいとは?
技術検討については、相談に対して“正解”を導きだすのに苦労します。先ほど話した仮設の壁でも、厚くすれば頑丈になりますが、重量が増す、コストが高くなるなどのデメリットが出てきます。それらの兼ね合いのなかで、現実的な策を立案します。提案まではいろいろ考えますが、現場に貢献しているという実感がありますね。また設計業務については、短い防波堤の設計を担当したことがあり、CADで図面を作成しました。自分で設計したものが実際に形になるというのは、うれしいですね。
Q3. 人とのコミュニケーションで心掛けていることはありますか?
支店の担当者とは電話でのやりとりすることが多いのですが、直接会ったことがない方もいらっしゃいます。そのため、話し方はもちろん、こちらから質問する内容を事前に整理するなど、電話対応には気を付けています。当部署のなかでは、私がいちばん年下。上司や先輩には敬意をもって接しするよう心掛けています。
Q4. 安田さんから見た、あおみ建設の魅力はなんですか?
やはり、海洋土木の技術を持ち、海に近いところで仕事ができるというのが、あおみ建設のいちばんの特徴です。学生のころから海洋土木を手掛ける建設会社を志望していて、希望通りの会社に入ることができました。入社から3年半は現場勤務で、その後に現在の技術部に異動しました。現場でも内勤でも、分からないことは上司や周囲に質問しやすく、働きやすい職場だと思います。
Q5. 将来の目標や夢を教えてください。
技術検討、設計照査どちらの業務も、いまは上司のチェックのもとに進行しています。上司は最初から最後まで1人でやられているので、自分も1人で判断して仕事を進められるようになりたいですね。そのために、仕事を通じて多くの知識を身に付けていきたいと思います。
1日のスケジュール
8:20 出勤
8:30 始業(メール確認・業務内容の確認など)
始業後、必ずメールとその日の業務内容を確認します。
9:00 打ち合わせ(部内)
1週間の予定や業務の報告などを、部内全員で打ち合わせします。
10:00 技術検討業務
他支店や現場から依頼のあった案件について、技術検討や設計照査などの現場支援を行います。
12:00 昼食
13:00 技術検討業務(外出など)
午前中に引き続き、検討業務を行います。必要があれば現場に行き、直接打ち合わせを行うこともあります。
17:30 終業(メール確認・業務進捗状況の確認など)
18:30 退勤
【私のOFF TIME】
私は東京生まれの東京育ち。入社して宮城県の現場に配属され、行動範囲が広がって、当時は旅行に行くのが楽しみでした。本社勤務になってから結婚して、最近子供が生まれました。いまは旅行にはなかなか行けず、外食のときもスーパーのフードコートなどベビーカーで行ける場所になりがちですが、子どもと過ごす時間は楽しいですね。
【学生の皆さんにMESSAGE】
皆さんは、会社説明会やWEBなどを通じて企業研究をしていると思いますが、それだけでなく、インターンシップなどでその会社の業務を体験しておくと良いのではないでしょうか。入社したものの自分の想像と違って悩む人もいますので、ぜひ自分に合った会社を探してください。