Q1. 現在の仕事の内容を教えてください。
現在、河川沿いのポンプ所の耐震補強工事に、施工管理担当として携わっています。現場には、コンクリートポンプ車のオペレーター、コンクリートの型枠や鉄筋の専門作業員などが入ります。まず設計図と現場の相違がないか、工事に支障になるものがないかなどの調査を行ったあと、協力会社と作業内容や工程を確認して施工を開始。既存の構造物に合わせてコンクリートを打設していきます。そして、設計図通りに施工されているか、欠損などはないかなどをしっかりチェックします。コンクリートは打ちっぱなしになりますので、見栄えは大切なポイントです。
Q2. 仕事の魅力ややりがいとは?
私が最初に担当した現場も、ポンプ所の耐震補強工事でした。作業を進めていくと設計図との相違点が出てきますが、当時は、それを臨機応変に修正するのが大変でした。現在の現場では、最初の現場で得た知識や経験を活かして、施工を進められると思います。私の業務は、協力会社の皆さんが手掛けた箇所をしっかり確認し、一日一日きちんと管理して工事を進めること。それこそが、仕事のやりがいです。工事が順調に進まないときもありますが、でき上がった現場を見ると、頑張って良かったなと思います。
Q3. 人とのコミュニケーションで心掛けていることはありますか?
現場では、自分から積極的に話しかけ、周りの人も話しかけやすい雰囲気づくりを心がけています。毎日多くの作業員さんが現場に入ります。皆さんに気持ちよく仕事をしてもらうために、できる限り名前を覚えて、元気に挨拶するようにしています。年上の作業員さんに指示をするときも、丁寧に接すればきちんと作業に当たってくれます。新人の頃、仕事に当たる姿勢などを上司や先輩から教えてもらいました。いまは自分が後輩を指導する立場ですが、逆に後輩から学ぶこともあります。
Q4. 武藤さんから見た、あおみ建設の魅力はなんですか?
当社は、建設業界の中では中堅の規模。社員数も300数十人と、それほど多くない会社です。社内では、部署内や部署同士など、人と人とのつながりがしっかりあって、顔と名前が一致しないということはあまりないですね。それが仕事のしやすさにつながっています。若手社員は上司や先輩から、教えてもらう機会も多く、仕事が覚えやすい環境だと思います。
Q5. 将来の目標や夢を教えてください。
いま、1級土木施工管理技士の取得を目指しています。試験は年に1回しかなく、合格率はあまり高くないのですが、「しっかり勉強すれば大丈夫」と先輩方から励まされています。この資格がないと、現場の責任者として工事を担当することができません。土木施工管理者の信頼の証でもあります。3年以内、いや、できれば1年以内に取得したいですね。
1日のスケジュール
8:00 朝礼
朝のラジオ体操を行うと元気が出ます。
8:30 現場監督業務
10:00 コンクリート等成果物の出来形計測
11:00 現場代理人と協力会社との工程調整
12:00 昼食後、12:50より打ち合わせ
13:00まで休憩したいと思う時もあります。
13:00 現場監督業務
14:30 事務所内業
次の施工個所について考えながら行います。
15:00 休憩
16:00 現場の整理整頓、翌日の準備
17:00 現場データの整理業務
打ち合わせででた問題点への改善や出来形、品質書類の作成
その他、明日のスケジュールの確認も行います。
18:30 退勤
お疲れ様でした!
【私のOFF TIME】
現場事務所で一日の仕事を終えたあと、ときどき友人と待ち合わせて飲みに行くこともあります。私はドライブが好きなので、休日は、ちょっと遠くまで車を走らせることもあります。車は、ワゴンに乗っています。
【学生の皆さんにMESSAGE】
各企業の求人案内をしっかり読むことは大事ですが、そこに書かれていること以外の情報にも目を向けた方が良いと思います。また、自分がやりたいことがその会社で実現できるか、さらに休日や給料、自分が希望する勤務地など、しっかり確認して就職活動をしていくのがいいと思います。