精度向上の技術
捨石投入均し船(KUS-ISLAND)は、大水深(-48m)での施工精度±40mmを可能にしたジャッキアップ式トレミー台船です。
本船にSEP台船(自己昇降式作業台船)を採用することで、プラットフォームを海面上に上昇させ、風や波浪による影響をなくす事により、作業効率と施工精度の向上を可能にしました。
また、GPSシステムを採用し、船体の位置、トレミー管の位置及び高さを管理し、さらなる精度向上を図っています。
昇降用脚により、台船を海面上に上昇させて風や波浪による影響を抑えます。
工法の特徴
- 大水深での捨石投入均しが可能です。
- SEP台船を使用することで施工精度を向上します。
- トレミー管先端部に装着した油圧シリンダーにより、大水深(-48m)での施工精度40mmを可能にしました。
- GPSにより、船体位置、トレミー管の位置および高さを管理します。
施工イメージ(断面)
施工イメージ(先端)
トレミー管先端部
施工実績

釜山港沈埋トンネル基礎工事
大韓民国

香港マカオ連絡橋 沈埋トンネル基礎工事
中華人民共和国