~Static Densification Pile - New Method~
~Static Densification Pile - New evolve type Method~
NETIS登録番号:KTK-210011-A
建設技術審査証明書 第56号
工法の概要
SDP-N工法は、回転駆動装置と強制貫入装置を組合せた回転貫入装置により、軟弱な地盤にケーシングパイプを静的に貫入させ、パイル材を圧入し拡径された締固め杭を造成する静的締固め地盤改良工法です。
砂質地盤においては液状化対策として、粘性土地盤においては支持力の増加など地盤の安定性を向上させることができる密度増大工法のひとつです。
また、SDP-Net工法は、従来のSDP-N工法に特殊先端刃を装備することにより、軟弱地盤中に硬い中間層(N値25程度の砂層)があった場合でも、ケーシングパイプの貫入を可能にしました。
工法の特徴
本工法の特徴は、ケーシングパイプの先端部周辺に取り付けてある特殊機構を備えた掘削機構にあります。この掘削機構は、ケーシングパイプを回転貫入させるときに、ケーシングパイプ直下の土砂塊を崩壊させながら、崩壊した土砂を下方に押し込むことなく、強制的にケーシングパイプの外周に移送させ、削孔壁に押し付けることによって、杭間地盤の締固め効果の向上を図るものです。
さらに、SDP-Net工法は、新型の地盤掘削翼により、ケーシングパイプ外周部直下も確実に掘削することで、硬い地盤への貫入力を向上させます。
施工手順
施工実績
福岡空港回転翼施設地盤改良工事
福岡県 福岡市
神戸六甲アイランド地区岸壁(-16m)等耐震改良工事
兵庫県 神戸市