~Super Mixing-improvement~
NETIS QS-240010-A
S・MIX工法の概要
本工法は、深層混合処理工法の一つであり、外翼と内翼との相対撹拌により、バラツキのない高品質な改良体を造成することが可能です。
また、特殊撹拌翼の効果により貫入抵抗が低減するため、硬質地盤の削孔が可能になるとともに、外翼鉛直翼による原地盤との縁切り効果と、取り込んだ混合土を中心に誘導する機構により、周辺地盤に与える影響を低減させます。
S・MIX工法の特長
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大口径施工
改良径を、φ1,000×2軸(改良面積1.5m2)から、単軸のφ1,600(改良面積2.01m2)・φ2,000(改良面積3.14m2)と大きくすることにより、施工本数を少なくすることができ、工期の短縮やコスト縮減を図ることができます。 -
品質の確実性
外側の撹拌翼と内側の撹拌翼とが相対的(逆方向:時計回りと反時計回り)に回転すること、鉛直翼内側に混合土を中心方向に誘導する山形補強材(△部)を設置することで、掘削土が撹拌翼と一緒に回転しスラリーと混合されない現象を防ぎ、バラツキのない改良体を造成することが可能です。 -
硬質地盤への対応
外翼鉛直翼を2枚で構成し、削孔壁面との接触面を小さくすることで周面摩擦を低減させ、山形補強材が外翼撹拌翼の強化につながるとともに、先端の掘削刃を強化したことで、中間層に硬い地盤が介在しても先行削孔が不要となり一台の施工機での施工が可能です。 -
低変位施工
外翼鉛直翼が回転時にカゴ状となり、外側の原地盤との縁切りを行い地中圧を遮断するとともに、山形補強材が取り込んだ混合土を中心に誘導する機構により、周辺地盤に与える影響を低減することができます。
ICT施工
ICT地盤改良技術
ICT技術を活用することで、施工機の位置誘導、打設管理、リーダーの鉛直自動補正管理が可能な技術です。
施工実績
加茂川河川改修工事
宮城県 石巻市