あおみ建設における脱炭素社会への取組
当社は、企業理念の一つに「自然環境との共生」を掲げ、自然と共に生きる社会の実現のため、環境に配慮した企業活動を推進しております。
また、当社は、脱炭素化および気候変動の緩和が、持続可能な社会の実現における重要課題の一つであると認識しています。そこで環境方針を掲げ、重点的に取り組む課題を特定し、社会課題の解決と事業収益の拡大の追求を率先して行うと共に、サプライチェーンの皆様と連携を取りながら、脱炭素社会の実現に向けて推進してまいります。
環境方針
環境に大きな影響を与える事が十分予想される建設業界の一翼を担う当社は、実行可能な限り環境保護を配慮のうえ業務を遂行する責任がある。
全従業員は、環境保護への自覚と技術(工法・管理)開発を進め、下記事項を念頭に積極的な環境保護活動を実施する。
- あおみ建設株式会社は、事業活動に於いて環境に与える影響を的確にとらえ、可能な限りの対策を実施する事により環境保護を図る。
- 事業活動に関連する環境関連法規・規制・協定・自主基準の要求事項を明確にし、これを順守する。
- 実施した環境保護活動を検証し、環境保護の継続的改善を進める。
-
環境保護活動を推進するにあたり、以下の項目について重点的に取り組む。
① 地域環境に影響を与える公害発生の抑制
② 資源の枯渇を抑制する無駄のない施工
③ 廃棄物の削減とリサイクルを目指す施工
④ 環境に配慮した研究開発、設計 - 社内環境教育・広報活動を実施し、全従業員に環境方針に関する意識と理解の向上を図る。また、顧客・地域住民等の利害関係者に対して、環境保護活動の実施状況を必要に応じ公開する。
現在の状況
2023年度実績
GHG排出量(Scope別)
項目
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単位
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2023年度
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Scope1 | 直接排出 | t-CO2 |
3,201 |
Scope2 | 間接排出 | t-CO2 |
637 |
Scope3 | Scope1・ Scope2以外の間接排出 | t-CO2 |
191,645 |
温室効果ガス排出削減目標
当社では、温室効果ガス削減目標(2030年度目標)を次の通り設定し、2050年までにカーボンニュートラルを目指します。
・Scope1+2
2023年度比 42%削減( 3,838t-CO2 → 2,226t-CO2)
・Scope3
2023年度比 25%削減(191,645t-CO2 → 143,734t-CO2)
2030年度温室効果ガス削減目標
今後の削減方針
・Scope1+2
Scope1については車両の電化などを促進し、またScope2については再生可能エネルギーの導入促進を行い、GHG排出量軽減に努めてまいります。
・Scope3
Category1については、低炭素建材の活用促進、再生材の使用促進、低燃費建設機械の使用促進等を行い、Category5については、産業廃棄物の削減(リサイクル推進)に取組んでまいります。
脱炭素化に向けた技術開発の推進
ICTを活用した省力化施工のさらなる拡大や環境に配慮した工法・技術・機械等の開発に加え、サプライチェーンの皆様と連携を図りながら推進してまいります。