CDM-レムニ2/3工法の概要
2軸式から、大径3軸式へ進化
CDM-レムニ2/3工法は、φ1000mm~φ1300mmの撹拌混合翼を搭載した「大径3軸式」の深層混合処理機を使って効率よく軟弱地盤を改良する工法です。これまでの直径1000mmの撹拌混合翼による2軸式に比べ施工量が大幅にアップし、従来工法と同レベルの品質を確保しながら、全体工期を約4割短縮できます。
さらに、2軸式の設備と施工管理装置をそのまま利用できることから装置時の設備コストを抑えられ、経済効果が得られます。
軟弱地盤を改良する深層混合処理工法(CDM工法)のこれからのスタンダード、それがCDM-レムニ2/3工法です。
CDM-レムニ2/3工法の特徴
セメントスラリーを「ダブル∞」型に撹拌混合
本工法の最大の特徴である「大径3軸式」は、撹拌混合翼の直径を1000mm~1300mmにした回転軸を3軸同時に地中に貫入。同一方向に回転する左右2軸の先端からセメントスラリーを注入し、中央軸を逆方向に回転させることによって、セメントスラリーを3軸間に「ダブル∞(連珠図形)」型に流すことができます。
これによって、軟弱土とセメントスラリーとがよく混合し、均一で強度の高い地盤改良体を確保できます。
CDM-レムニ2/3工法の改良形状
混合能力を高める「スタビライザ」&「スパイラル」
CDM-レムニ2/3工法可視化実験状況
CDM-レムニ2/3工法の施工手順