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水中バックホウ・ビッグクラブ

多機能水中施工機械
潜水士が人力で行ってきた水中での均し作業を機械化した技術です。

NETIS登録番号:KT-000023-V

ビッグクラブの概要

多機能水中施工機械「水中バックホウ・ビッグクラブ」は、水中作業での大幅な効率の向上、急速施工による工期短縮および安全性の向上を実現するとともに、各種アタッチメント装着による広範囲の水中作業に対応した施工機械です。
水中作業中のビッグクラブ
水中バックホウ・ビッグクラブ7号機
施工概念図
施工概念図

ビッグクラブ イメージキャラクター

水中バックホウの愛称「ビッグクラブ」は“シオマネキ”という片側のハサミが大きいカニからきており、イメージキャラクターにもなっています。

水陸両用バックホウ「ビッグクラブ7号機」

ビッグクラブ7号機(水陸両用タイプ)稼働状況
ビッグクラブ7号機(水陸両用タイプ)稼働状況
平成6年に初号機を実海域で稼働を開始して以来多くの工事で実績を積み重ね、今回新たに7号機を新造し供用開始しました。
7号機はパワーユニットを交換することで、水中タイプと水陸両用タイプに使い分けることができます。
水陸両用タイプはディーゼルエンジンで駆動する為、支援船が不要で陸上から水深-4mまで施工が可能です。
水中専用タイプは支援船上にパワーユニットを設置することで、大水深における施工が可能です。
  水中専用タイプ 水陸両用タイプ
ベースマシン
0.8m³級バックホウ
適用水深 -1.5m~-50m 陸上~-4m
動力(交換式) 電動油圧変換(110kW) ディーゼルエンジン(98kW)
+耐水式吸排気装置
船上支援ユニット 発電機+インバーター制御盤 不要

捨石均しでのメリット

比較項目 水中バックホウによる施工 人力による施工
波浪 支援母船の作業限界からH1/3=1.0m程度 →稼働率の向上 潜水士船が小型であるため、作業限界はH1/3=0.5m程度
潮流 潜水オペレータの操作上の限界が2.0ノット程度 →作業時間効率の向上 捨石均しの作業限界は、一般的に1.0ノット程度
透視度 潜水士による目視作業となるため、3.0m以上が望ましい 作業内容によっては手探りでも可能であるが、安全上問題がある
施工水深 潜水士の作業限界に左右されるため、30m程度 潜水士の作業限界に左右されるため、30m程度
施工能力
(人力=1.0)
6.0(施工条件によって異なる) 1.0
施工単価
(人力=1.0)
0.85(施工条件によって異なる) 1.0
比較設定条件
  • 石材規格:5~200kg/個
  • 施工水深:平均水深10m
  • 均し精度:±30cm
  • 施工規模:2,000m²以上

人力と、ビッグクラブによる捨石均し作業風景

適用工種

「水中バックホウ・ビッグクラブ」は、通常のバケットによる捨石均しの他、各種のアタッチメントを装着することによって、広範囲の水中作業に対応することが可能です。
工種 基礎捨石均し ケーブル埋設 被覆石均し 岩盤破砕 固結粘土等
の切削
アタッチ
メント
バケット タンパー ジェットリフト 被覆バケット 水中ブレーカ ツインヘッダ
タンパー - 転圧・締固め、捨石均し
ジェットリフト - 海底ケーブルの埋設
被覆バケット - 被覆石均し、根固ブロック据付・撤去
水中ブレーカ - 岩盤の破砕
ツインヘッダ - 固結粘土等の切削

遠隔操作による水中バッグホウの遠隔施工

特許番号:3809542
産官学の共同研究により、大水深や視界不良の水中で確実に遠隔操作できる水中バックホウの無人化施工技術を開発しました。
コストダウンに向けた技術改良を進めながら、実工事での早期適用を目指しています。

施工実績

国の機関34件、自治体8件、民間8件
(平成26年度末現在)

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